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パンケーキはブスの食べ物

あくまで可愛いのはパンケーキであってわたしではないのだ。

放し飼い

恋愛事。

彼に、何度も言われたことばがある。

「えいけいは8割で、いや6割くらいでちょうどいいから。

120%で走り続けるなんてできないし、調子いい時に頑張り過ぎて

あとで疲れたり、すごく落ち込んでしまうのはもったいないよ」

 

就活が始まってから、そんなことさえ忘れていた。

結構、必死。いや、だいぶ必死。

周りからはそんなに頑張らなくてもいいのにと言われるくらい、必死。

でも、だんだんつかれてきた。

ちょっと考えれば、

エントリー数80で説明会すべて参加して選考すべて参加するなんてこと、

物理的に不可能なのに、体力的にも金銭的にも不可能なのに、

わたしはやれるとおもってた。

 

それは、調子がよかったからだ。

まだそんなに疲れていなくて、余裕があったときのはなしだ。

もう、就活が始まってから2か月近く経つ。

そんなに余裕はない。原因不明の発熱、急性胃炎、足の爪が割れて、ヒールで寒いなか走ったから肉離れもした。

肌荒れ、口内炎、目のクマ、貧血。

結構、しわ寄せがきてる。

 

もうちょっと考えれば、わたしが今まで頑張ってきた分をキチンと人事に伝えれば

60社も受けなくたって内定はとれる。

働きたいと思えない企業だって、受けなくてもやれる。

現に、すでに欲しい・来てくれと声をかけてくれた人事もいる。

(しかもみんなが知ってるような企業)

 

だったらもっと気楽にやってもいいのではないか、と。

っていうか、途中で疲れてキャンセルすることが目に見えてたから

余分にエントリーしていたんだし。

逃げても、大丈夫。

 

そんなこと忘れて、目の前に迫る提出書類の締切や、

慣れない都内メトロ・JR・私鉄の乗り換えでいっぱいいっぱいになってた。

お金、いくらあってもたりないし。Suicaにチャージしてもすぐなくなっちゃうし。

 

走ってたら、左足いためた。

バスケ部だったのに、たった1kmも満足に走れない。

女の子なのに、ヒールも満足に履きこなせない。

 

 

彼に、いつだったか、大学入ってから会ったときに言われたことばがある。

「いま、えいけいは放し飼い状態じゃない?誰もコントロールしてくれてないでしょ」

サークルに対して不満をためてた時期のはなし。

首輪がついていなくて、放し飼い。エネルギー放出し放題。吠えて、暴れて、しっぽをふって、どこまでも進む。

野良犬ではない血統種だけど、けっこう自由。

だって、誰もとめない。自分自身も、とめないから。

 

昨日、整骨院に泣きながら行った。

院長に話をきいてもらったときに、話しているうちに彼のことばをいくつも思い出した。

彼に言われたことをまた繰り返し言われた。

ああ、わたし、いま、放し飼いされてる。

そうおもった。

 

もう一度、立ち止まって首輪をつけ直さなければならない。

自分の身は自分で守らないと。誰も助けてはくれないから。