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パンケーキはブスの食べ物

あくまで可愛いのはパンケーキであってわたしではないのだ。

冷える指先、火照る脳髄

嵐事。

 

本当に集中するとと、脳に血がのぼって指先が足りなくなる感覚がある。

寒い日に外を歩いているときとはまた違う指の冷え方をする。

そうなって初めて自分が集中していることに気づく。

集中力、なくはない。

 

でも、集中している自分に気付いた瞬間、何かがほどけていく。

仕事していても、勉強していても、あるいはテレビを見ていてもそう。

のめりこんでるってことがダメになっちゃうんだろうな。

周りに注意を払えないよ危険だよって。

冷やした手が言う。

 

 

二宮くんのすごいところは、そういうところ。

集中してるのに、冷静だからこそ視野がどんどん広くなるところ。

「中心に意識を集める」と書いて集中。

辞書には、「たくさんの物事を一度に見ることが出来ない」とさえ説明があるのに、二宮くんは真逆をいく。

だから、テレビ番組でもコンサートでもすごく視野が広い。

臨機応変に周りの4人やゲストの反応を拾って突っ込んだり話を広げたりする。

そして、言ってることが結構いい加減で、その場その場で嘘をつく。

クリフクライム目の前にして、「オレ鎖骨折れてんすよ」、とか。

バレバレの嘘さえも自分が発言すれば愛されること、しっかりわかっている。あざとい。賢い。

そんな彼を心憎いと思いながらも愛する、その二面性を持つファンが自分の担当だってこともわかった上で言う。

 

頭の回転がはやいなあ、と思う。

そして常に「二宮和也」を演じているんだなあ、とも。

 

 

指先は冷えるのに、頭ばかりが火照る。

そんな状況を人は病気に当てはめたがる。何かと病名をつけたがる。

 

でも、彼はそんなことをしない。

そのまま仕方ないじゃんって受け入れて、そのままラジオで喋っちゃう。

全然先入観やバイアスがかかってない面を見せつけてくる。

 

かと言えば、「女の子は~」「男は~」なんて主語の大きい話をする。

本質化した話し方は本来、先入観やラベリングを行っているニンゲンがするものなのに。

 

先入観に基づいて喋ってるのか先入観抜きで物事を見ているのか、いつもゆらゆらする。

冷たい手で、冷静な頭で。

集中しながらたくさんの物事を一度に見る。

その二面性。

パーソナリティの整合性がとれないはずのところ、彼は普段通りの表情のままバランスを保つ。

 

自分の中まで視野が広がる彼を、今日もまた卒論に苦しみながら尊敬する。