パンケーキはブスの食べ物

あくまで可愛いのはパンケーキであってわたしではないのだ。

不幸の沼

 

ベッキーが不倫していた。

 

彼女は真面目に仕事して恋愛も我慢して10代20代を過ごして「いい子」のままとうとう31歳になってしまったのだ。

 

えのんくんに「大丈夫」とLINEする彼女はきっと大丈夫だなんて思っていなかっただろうし、既婚だと知った時点で 別れなければ、と思い悩んだことは想像に容易。

 

「今の嫁とは離婚しようと思ってる」だなんて甘い言葉を言われたのだろう

そうじゃなかったらあんな離婚届をススメる言葉なんて出ないでしょう

 

かわいそうに、かわいそうに

 

 

不幸の沼は私たちのすぐそばにある。

普段は見えないけれど、自分以外の人間がそこへ石を投げたり手を引いてくれたりすることで足を踏み入れられる。

 

既婚者の甘い言い訳に誘われたり、承認欲求や嫉妬にまみれたりするとよく見えるし、ハマれる。

 

恋人と一緒に過ごした休日、彼の自宅の玄関でキスをして抱き合ってひとりになった帰り道、よく不幸になりたくなる。

 

じつは彼が私以外にも女の子と付き合っていたり

昔の恋人が私にLINEをとばしてきたり

私の知らないところで高校の同窓会が開かれていたり

不審者に後ろから刺されたり、黒塗りの高級車に追突してしまったり…

 

たまらなく寂しくなる時間がある。

音楽すらまともにきけなくなる。

不幸の沼に片足を踏み込んで、みんなからの「かわいそう」を集めたくなる。

メンヘラと言われたっていい。

 

 

ベッキーには、きっとメンヘラになることは許されていないのだと思う。

芸能界のひと、元気の押し売りを今更やめさせてくれなさそう。

かわいそうに。

メンヘラが欲しがる「かわいそう」をいま、ベッキーは日本で一番集めている。

文字通り「突然突き放されて不幸の沼に一人置き去り」だ。